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#5 馬見山・屏山

馬見山の麓から古処山を目指しましたが、 雪に行く手を阻まれ、時間を予想以上に費やしてしまい、 途中の屏山までで戻ってきました。 その代わり残雪歩きを堪能することができました。
【ご注意】このページの情報は山行当日のものです。 可能な限り正確に記すように努力をしていますが 内容の正確性は一切保証はいたしません。 実際に登山を行われる方は危険性を十分理解し、 万全の準備の上、自己責任で行ってください。 著者は一切の責任を負いかねます。

地図・ルート図を開く (別ウィンドウで開きます。文中の地名や写真をクリックすると地図が移動します。往路が赤、復路が青です。)

基本データ

番号第 5 回 日付2008 年 3 月 9 日(日帰り) 天候曇りのち雨
登頂 馬見山 (978m)・ 屏山 (927m) (福岡県
ルート 馬見山キャンプ場馬見山山頂宇土浦越屏山山頂宇土浦越馬見山キャンプ場
総時間 8 時間 49 分 (馬見山キャンプ場〜馬見山〜屏山〜馬見山キャンプ場) 歩行距離8.67km (GPS より)
メンバー 2名(やまだらけ隊長、不知火会 A 氏)
まとめ アイゼンを装着しての初めての残雪歩きだったため、 大幅に時間をオーバーし、元々予定していた古処山までたどり着けませんでしたが、 無雪期でしたら特に難しいところのないコースだと思います。 シーズンオフなせいか、それとも元々他の山とくらべて知名度が低いせいか、 コースがはっきりしないところも少しだけありました。道中、人とあったのも 1 名だけでした。 しかし、一般ルート上はすべて赤テープが付いていますので、 それさえ見落とさなければ道迷いしやすそうな箇所はないと思います。
参考資料  山と渓谷社 九州百名山国土地理院 2 万 5 千図昭文社 山と高原地図 55 福岡の山々

タイムテーブル

※実際の所要時間は人数・気候・体力などにより大幅に 異なる場合があります。参考タイムとしてご利用ください。
場所時刻備考
馬見山キャンプ場発 7:30
馬見山山頂着 10:11
宇土浦越着 11:36
無名ピーク着 12:11
発 13:02
ランチ
場所時刻備考
屏山山頂着 13:46
宇土浦越着 15:08
馬見山キャンプ場着 16:21

準備

今回からもうちょっとだけ、写真を大きくしてみました。 前回の宝満山では、 用意したアイゼンを全く使う機会がなく肩すかしな状態でしたが、 ウェブで調べると、古処山系は標高も高く大雪が積もるとのこと。 宝満山の次に登るにはちょうどよいと思い、 山と高原地図山と渓谷社 九州百名山を参考にしながら、 雪歩きの期待をしつつ計画を立てました。


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古処山を登るには秋月キャンプ場から入るのが一般的なルートなようですが、 尾根伝いに繋がっている馬見山・屏山を縦走したいと考え、 馬見山キャンプ場から馬見山に登り、屏山を経て古処山まで歩き、 帰りは宇土浦越から馬見山キャンプ場に戻るルートを計画しました。 馬見山キャンプ場は、この季節は営業していないようですので、 駐車ができない場合、古処山キャンプ村(こちらは通年営業)から登ることにします。

装備は仮想テント泊縦走トレーニングとして、 前回同様 60L ザックに食料を除くテント泊装備で臨みます。

早朝に出発。ぽっぽー。左の写真は途中の道路から。ちょっと定かではないのですが、 おそらく馬見山方面だと思います。雪がかなり大量に残っていそうです。

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馬見山キャンプ場 〜


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7:30 キャンプ場の駐車場に到着です。車が十数台置けるスペースがあります。 この時は他に車はありませんでした。夏はキャンプで賑わうのだと思います。

登山口までキャンプ場の中を少々通ります。 キャンプ場は傾斜地に作られていますので、すでにゆるい登りになっています。 登り始めはいつもそうですが、すでにきつい〜。



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キャンプ場の左側から林道に出ます。しばらく緩い登りを北に進みます。

アスファルトの道に出ます。 少し東に行ったところに登山道入口の案内があります。



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登山口に到着です。ここから登山道の開始です。 靴ひもを締め直し、登山開始です。

シーズンオフの所為か、あまりはっきりとした踏み跡はありません。 赤テープを頼りに慎重に登山道を見極めます。 まぁ本当は赤テープに頼ってはいけないんですが。。 しかしそれほど不明瞭というわけでもありません。



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すぐに林道風の道に出ました。しばらくこんな道が続きます。

小一時間ほどあるくと道が細くなり始め、雪が出てきます。



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けっこう怖めの標識があります。

雪がちらほら増えてきました。



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斜度がきつくなり、道が完全に雪に覆われましたので、 ここでアイゼンを装着することにしました。6 本場です。 練習はしていたのですが初めてのことなので装着にかなり手こずりました。

アイゼンでの歩行は初めてでしたが、特に難しさも感じずに順調に歩き続けます。 というか、スピードは遅いですが、 土の上を登山靴で歩くときより圧倒的にグリップ感があり、 かなり気持ちよく歩けます。途中、水場への標識を見つけましたが、 確かめませんでした。



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登山道はこんな感じです。完全に雪に覆われています。

一カ所、難所(鎖場)がありました。岩がごつごつしていると、 アイゼンだとちょっと難しかったです。



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斜度が緩くなりました。林の中を歩いて行きます。

標識です。もう頂上のはずです。

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馬見山山頂 〜


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10:11 頂上に到着です。登山地図のコースタイム 1 時間 20 分のところを、 倍近い 2 時間 30 分弱かかってしまいました。 やはりはじめての雪歩き、難易度は感じなかったのですが、 かなり時間を取られているようです。

山頂で記念撮影。パシャ。やまだらけ登山隊の記念すべき 10 座目です。 パチパチ〜。



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この雪の多さを見てください。ベンチがすっぽり雪の中です。

小休止にします。今回も A 氏手製の行動食をいただきます。 これがなかなかうまい。カロリーメイトとかより断然うまい。 買うと意外と高いですので手作りはおすすめです。 しかし A 氏にレシピを聞くと 「材料も分量もすべて適当なのでわからない」 との返事が。。



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のんびりしていたら 20 分くらい経ってしまいました。 屏山に向けて出発です。今日は本当は古処山登山のはずでしたが、 このままのペースでは時間的に難しそうです。 古処山は諦め、屏山まで行って戻ってくることにしました。

所々、いつも見かける標識が有ります。 尾根伝いのルートは九州自然歩道になっています。



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尾根の感じが伝わりますでしょうか。 林の中なので標高の高い山の稜線歩きのような感じと違い展望がありませんが、 かなり気持ちよく歩けます。

だいぶ標高が下がってきた所為か、雪がだいぶなくなってきました。



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ベンチを見つけました。

九州自然歩道の標識。



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急に目の前が開けましたので、一眼レフを取り出して写真を撮りました。 860m の無名ピークと 927m の屏山です。あそこまで歩きます。



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ベンチを見つけました。すっかり雪もなくなりましたので、 アイゼンは外して歩きます。

11:36 宇土浦越に到着です。 帰りはここから馬見山キャンプ場方面に下山します。

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宇土浦越 〜


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宇土浦越にある標識です。東西南北 4 方向に分岐しています。 馬見山からずっと下りでしたが、ここから再び登りになります。

無名ピークに到着です。再び雪が多くなってきました。 再びアイゼンを付けて歩きます。 今回はアイゼンの付け外しでだいぶ時間をとられました。



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屏山まで行ってしまうと時間がかかってしまいますので、 ここでお昼にすることにしました。 今回はインスタントのみそ汁にご飯を入れて味噌雑炊風にします。 体があったまります。

雨が降ってきましたので、さっさとお昼を食べ終えて出発します。 屏山まであとコースタイム 1 時間の道のりです。



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けっこう雪が多いです。尾根歩きが続きます。 もう山頂に近いはずです。

ガスっていてあまり視界は良く有りません。



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最後の登りです。もうあと一息!

ちょっと広くなっています。

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屏山山頂 〜


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13:46 屏山山頂に到着です。本日 2 つ目のピークです。計 11 座目。

山頂はこんな感じです。ベンチも有ります。 小休止して来た道を戻ります。



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ひたすら高度を下げます。

雪がなくなってきました。ここでアイゼンを外すことにします。 もう今日は付けることはないでしょう。



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15:08 宇土浦越まで戻ってきました。ここで北に向かい下山します。

こんな感じの道を下って行きます。



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標識。

崩れかけている箇所がありました。ちょっと危険です。 木道には体重をかけず、慎重に通過します。



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沢をわたります。木の橋が架かっています。沢の横を少し歩きます。

急に道路が見えてきました。無事戻ってきました。



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標識です。登山口の道路とは違うようです。

しばらく舗装された林道歩きになります。



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別の道路が見えてきました。 この道路を右に行けばキャンプ場に戻れるはずです。

しばらくアスファルトの舗装路を歩きます。これが一番しんどい。



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登山口付近まで戻ってきました!

キャンプ場内を歩きます。



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16:21 無事、車に到着です。

秋月まで移動し、天然温泉 卑弥呼の湯で汗を流します。おつかれさま〜。

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まとめ&反省点

日没ぎりぎりの下山になってしまった前回の反省を生かし、 今回は時間管理をちゃんとしてみました。 具体的には登山地図のコースタイムに係数をかけた時間を 用いてスケジュールを組み、各ポイントを通過すべき時刻を すべてメモしておきました。おかげで、 馬見山山頂に到着した段階で、すでに古処山は無理、 と早めに判断することができました。

食事ですが、前々回、寒い中でおにぎりを食べるのに、 実はかなり苦労しましたので、今回ははじめから食べやすいようにと、 インスタントみそ汁を利用した雑炊にしました。 手軽に暖かいものを食べられますので、これは大正解でした。

アイゼンは初めての使用でしたが、 装着に手間取った以外は特に問題なく使いこなせました。 これからのシーズン、ほとんど使用する機会がなくなるとは思いますが、 ここで経験できてよかったです。また来シーズン生かされることでしょう。 テントを担ぎ上げることにも少しは慣れてきましたので、 そろそろテント泊縦走プランを練りたいと思います。

2008/3/30 執筆・公開 by yamadarake




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