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#4 宝満山

先週大雪のため敗退した宝満山に再挑戦しました。 先週あった雪はどこへやら。すっかり消えていました。 今回はトレーニングを兼ねて、 大型のザックにテント泊を想定した荷物を詰め込んで行きましたが、 予定の時間を大幅にオーバーしてしまい遭難予備軍決定です。
【ご注意】このページの情報は山行当日のものです。 可能な限り正確に記すように努力をしていますが 内容の正確性は一切保証はいたしません。 実際に登山を行われる方は危険性を十分理解し、 万全の準備の上、自己責任で行ってください。 著者は一切の責任を負いかねます。

地図・ルート図を開く (別ウィンドウで開きます。文中の地名や写真をクリックすると地図が移動します。)

基本データ

番号第 4 回 日付2008 年 3 月 1 日(日帰り) 天候快晴
登頂 宝満山 (829m)・ 仏頂山 (869m) (福岡県
ルート 竃門神社駐車場一の鳥居中宮跡宝満山山頂仏頂山山頂分岐難所ヶ滝分岐仏頂山山頂キャンプ場宝満山山頂中宮跡一の鳥居竃門神社駐車場
総時間 8 時間 1 分 (竃門神社駐車場〜難所ヶ滝 往復) 歩行距離11.61km (GPS より)
メンバー 2名(やまだらけ隊長、不知火会 A 氏)
まとめ 宝満山を登ることができれば九州の他の山は全部登ることができる、 とよく書かれますが、それほど大変な印象はありませんでした。 2 カ所ほど難所(鎖場)がありますが、危険というわけではありません (足を滑らせたら数十、数百 m 滑落する場所はない、という意味)。 尾根から難所ヶ滝の往復ルートは急登で道も悪く難易度が少し高めです。 時間がかかるルートですので、余裕をもった計画が必要です。
参考資料 山と渓谷社 九州百名山国土地理院 2 万 5 千図昭文社 山と高原地図 55 福岡の山々

タイムテーブル

※実際の所要時間は人数・気候・体力などにより大幅に 異なる場合があります。参考タイムとしてご利用ください。
場所時刻備考
竃門神社駐車場発 10:15
一の鳥居着 10:58
中宮跡着 12:05
宝満山山頂着 12:25
発 13:28
ランチ
場所時刻備考
仏頂山山頂着 13:58
分岐着 14:16
難所ヶ滝着 14:50
発 14:55
分岐着 15:23
仏頂山山頂着 15:41
場所時刻備考
キャンプ場着 15:58
宝満山山頂着 16:26
中宮跡着 16:54
一の鳥居着 17:44
竃門神社駐車場着 18:16

出発


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大雪で敗退した前回から一週間。 再び太宰府に来ました。再挑戦です。 今週は先週とはうってかわって晴れました。 先週と同じ地点からの写真です。

今回はアイゼンを持ってきました。 しかもテント泊縦走のためのトレーニングとして 60L ザックにテント泊セット、 つまりテント・シュラフ・マットを装備して登ることにします。 重さは…不明。15 kg はある? 一眼レフもザックに入れます。重い!大丈夫かこの重さ!

あと、今回からダブルストックを導入することにしました。 下半身だけでなく上半身も使って登ります。 バランスをとるのにも非常によいですし、 安全のため、という意味も込めています。 テント泊山行の装備もこれでなんとか大丈夫だろう、 という考えです。

それにしてもアレ?雪がなさそう?

そうこうしているうちに 10 時を過ぎてしまいました。 竃門神社を出発です。

前回同様、竃門神社から左に進みます。 少し坂を下った奥に登山口があります。

これを書いていて気がついたんですが、 どうもデジカメの時計が 2 分ほどずれているようです。 撮影場所と GPS のログが示す位置があいません(泣。 というわけで、 今回の撮影位置はかなり適当ですのでご了承を。


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登山口 〜


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(左)登山口で靴ひもを締め、登山開始です。

(右)しばらく登ると車道に出ます。しばらく車道を歩きます。

(左)ここからまた登山道です。道幅はかなりあります。 だんだん細くなりますが。右手に池を見ながら進みます。

(右)再び車道と出会います。ここは道を横切り、 すぐに再び登山道に入ります。


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再び車道が見えてきました。車道はここが終点です。 数台車が置けるスペースがありますので、 時間が早ければここまで車で上がって来れます。 この日も車で埋まってました。 ここからいよいよ登山道オンリーになります。

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一の鳥居 〜

(左)10:58 二合目の一の鳥居に到着です。 ここまで、先週はたっぷりあった雪が全くありません。 もしかして頂上までまったくないのかも。

(右)ここからは基本的に、 写真のような石段の道が延々と続きます。


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三合目、休堂跡に到着です。ベンチと水場があります。 ここで小休止にします。水は冷たくておいしかったです。

ここで今回のニューアイテム(?)。A 氏お手製の行動食です。 カロリー補給をします。食べてみると、、これがけっこういける。 カロリーメイトとかの方が手軽ですが、毎回それだとお金がかかりますので 非常に助かります。しかし栄養価的にはどうなんだろうか。。 ちゃんと考えているのかな。。 まぁおいしいのであまり気にしないことにします。


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(左)四合目の標識です。

(右)前回お昼を食べたベンチまで登ってきました。 もうちょっとで敗退地点のはずです。

(左)11:38 ようやく前回敗退地点まで戻ってきました。 しかしやはり雪がまったくありません。 わりと気温は低いので、 あれだけの雪が一週間で融けてしまったとは、 ちょっと驚きです。

(右)ここらへんから急に視界が開けます。 いよいよ稜線が近づいてきました。 しかしその前に百段ガンギと呼ばれる石段の急登があるはずです。


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百段ガンギ 〜


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といわけで有名な百段ガンギに到着です。 ここまでダブルストックのおかげで、 それほど疲労感を感じずに登って来れました。 ここも見た目はけっこうキますが、なんなく登りきります。 いつのまにか体力がついたのかな?

西院谷(せいいんだに)に到着です。石でできた建物の跡があります。 ベンチ等もあり比較的広いスペースがあります。


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(左)さらに登ります。何か見えてきました。

(右)12:05 中宮跡に到着です。ここから稜線を歩きますが、 その前にしばし休憩〜。

(左)キャンプ場(座主跡)方面との分岐。 通称、女道と呼ばれている登山道です。 じつは帰りはキャンプ場を経由して、 この道で戻ってこようとしたのですが、 キャンプ場に近い地点でこの道が完全に崩れていました。 多分、道をそれて林の中を歩けばいけないことはないと思いますが、 この道は使わない方がよいと思います。

(右)道は岩でゴツゴツしています。雨の日は滑りそうです。


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(左)袖すり岩です。登山道のために削ったんでしょうかね。

(右)しばらく進むと階段が見えてきました。

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宝満山山頂 〜

12:25 宝満山山頂に到着です。830 M。 やまだらけ登山隊発足以来、順調に高度を伸ばしています (って、すこし大げさ?)。でさっそく恒例の登頂記念撮影を。パシャ。

山頂はかなり広く、お宮もあります。ここで昼食にします。


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今回のお昼はおにぎりとインスタントみそ汁です。

一眼レフを持って行きましたので、少し大きめの画像を 2 枚どうぞ。 クリックで拡大します。右は仏頂山です(おそらく)。

昼食後、仏頂山に向けて出発です。


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(左)山頂からは岩を切り開いたこの階段を降りて下ります。

(右)山頂からしばらく下りると最大の難所である鎖場に到着です。 宝満山山頂からですと、ここを下ることになります。慎重に足を運びます。

(左)仏頂山まではこのような道が続きます。

(右)キャンプ場方面からの道の合流地点です。 もう一方の分岐する点は写真を撮り忘れました。 雪が脇にちらほら残っていますが、道を覆うほどではありません。


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仏頂山山頂 〜


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(左)13:58 仏頂山(元宝満)に到着です。869 M。 今日の最終目的地は難所ヶ滝です。先を急ぎます。

(右)仏頂山から先はいく人が少ないのか、 雪が比較的多めに残っています。しかし、 ところどころ道が覆われているだけでアイゼンが必要なほどでは有りません。

(左)「長崎鼻」だそうです。この地名、九州各地にありますが、 由来は諸説あるようです。これは岩に付けられた名前でしょうか? ちょっと不明です。

(右)14:16 難所ヶ滝・宇美町方面への分岐点に到着です。


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(左)途中の道はこのような感じです。 かなり道が不明瞭のところもあり、赤テープを頼りに慎重に下ります。 道は、急斜面に細かい石が砂利のように敷き詰められている箇所も有り、 途中かなり歩きづらいところもあります。

(右)難所ヶ滝方面への分岐点に到着です。ここから少し登ります。 少しといっても時間的に、という意味で道はかなりの急登です。 ガレ場で道も悪く登りづらいです。 ここらへん、かなり GPS のトラックログが暴れています。 そんなに木が多い茂っているわけではないのですが、 受信が不安定だったようです。

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難所ヶ滝 〜

14:50 難所ヶ滝に到着です。 予想通り凍ってはいませんでした。先週は美しかったはず。くやしー。 しかし、なんか予想より大分時間がかかりました。 山と高原地図は微妙に間違ってるんじゃないんだろうか、と思えるほど。 位置も分岐から少し登らないといけないので地図上の位置とは異なります。 しかし GPS のトラックログがあばれていて、あとからでは確かめられず。

まぁ何はともあれ、ここが本日の目的地だったので、到達できて満足。 一眼レフをザックからとりだし、撮影を完了し、さっさと引き返します。 しかし、かなりの急坂を下ってきたので、 それを登ると思うとけっこうゲンナリ。


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(左)登りも赤テープを頼りに慎重に道を選びます。 急登で、かなり辛いです。

(右)15:23 分岐点に戻ってきました。いやー疲れた。 登りは意外や意外、そんなに時間はかかりませんでした。 しかしちょっとバテます。飛ばし過ぎでしょうか。 水分補給と行動食を口に入れ小休止にします。 あとはひたすら帰るだけですが、 帰りはキャンプ場を経由して戻ることにします。

(左)15:41 再び仏頂山山頂に戻ってきました。

(右)キャンプ場方面への分岐点です。ここを曲がります。


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(左)途中はこんな感じの道です。 通る人は少なそうですが、不明瞭というほどでは有りません。

(右)分岐から 10 分ほどで水場があります。

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キャンプ場 〜

(左)15:58 キャンプ場(座主跡)に到着です。 本当はここでテントを張る練習をしようと思ってたのですが、 なんか下山していないといけない時間になってます。ヤバい。 少しだけ休憩して帰りを急ぐことにします。

(右)立派な小屋があり、中で宿泊が可能です。トイレもあります。 この日、宿泊しようとしている人が1人だけおりました。 しかも単独っぽいです。すごい。


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(左)16:26 再び宝満山山頂です。 実はキャンプ場からは女道を通って、山頂は通らずに帰ろうとしたのですが、 途中道が崩れていてやむなく引き返しました。 あせって写真をとり忘れました。

(右)行きに撮り忘れたもう一カ所の難所です。 といってもそれほど難所というわけではありません。

キャンプ場方面からくる道との合流点です。 崩れていた道はここに出たはずです。

16:54 中宮跡まで戻ってきました。陽がかなり傾いています。 この季節で 17 時なのであたりまえか。微妙に焦り始めます。


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17:44 一の鳥居まで戻ってきました。 なんとか日没までには下山できそうです。 が、かなり薄暗くなってきました。やばい、やばいです。

18:13 竃門神社に戻ってきました。

(左)なんとか駐車場に無事戻ってきました。おつかれさま〜。 見事に夕暮れです。

(右)車で少し移動し、「九州温泉村・都久志の湯」で汗を流します。 なかなか安くて良い温泉でした。露天風呂もあります。


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まとめ&反省点

反省点としては出発時間が大幅に遅くなってしまったこと、 これに尽きます。 少なくとも日没の2〜3時間前には下山しないといけないのに、 日没デッドラインちょうどの下山でした。大いに反省しています。 まさに遭難予備軍です。

今回はテント泊山行の練習として、60L ザックにテント泊装備で望みましたが、 体力的にはまだ余裕がありました。これは意外な収穫です。 ダブルストックを導入したことによって、下半身だけに頼らず、 上半身を使って上り下りしたのがよかったと思っています。そのかわり、 翌日は上半身・下半身とも筋肉痛でしたが。。。体力的には OK だったが、 筋力的には足りていないということか。。まだまだトレーニングが必要なようです。 テント泊装備、といっても食料などは日帰り装備でしたので、 実際はこれよりは重くなるとは思いますが、 今後にかなり希望が持てる山行でした。

そういえばガスの使用量はメモがどっかに行ってしまったため不明です。 量的には前回・前々回とあまり違わないはずです。水は飲み水用に持って行った 500 ml はほとんど飲み干しましたが、その程度だったと思います。 あとみそ汁に使った 2 人分 400 ml です。それ以外は特に使わず。 途中あった水場で水分補給をけっこうしましたので、 それが使用量を押さえられた理由として大きかったかも知れません。 飲み水用も今後は 1L 必要かな、と思いました。ちなみに水は 飲み水用と煮炊き用でわけて持って行っています。今のところ 煮炊き用はポリタンクに、飲み水用はペットボトルで持って行っています。 ここは今後気温が上がって行ったときにどうするか考えどころかなぁと 思っています。

2008/3/26 執筆・公開 by yamadarake




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